東京ディズニーランド(R) フォーエバー・ワンマンズ・ドリーム ~ヒストリー・オブ・ショーベース~(限定盤)
2019/07/17・UWCD-6012/3
2019年12月13日をもって幕を閉じる「ワンマンズ・ドリームⅡ―ザ・マジック・リブズ・オン」を筆頭に、東京ディズニーランドのトゥモローランドにあるステージ「ショーベース」にて行われてきた数々のレギュラーショーの音楽をフルバージョンで収録したCDアルバムです。東京ディズニーリゾートのパーク内では7月5日から先行発売されました。
中身はCDですが、限定盤はパッケージが7インチのレコードサイズになっています。でかいです。また、52ページあるブックレットには、各ショーの製作に関わったクリエイターのインタビューが掲載されていたり、歌詞の掲載と共にそれぞれのシーンの写真までついている豪華さです。
1枚目のトラック1『ワンマンズ・ドリームII - ザ・マジック・リブズ・オン』では、プリンセスのシーンが新しい(現在の)バージョンで収録されています。一方で、ヴィランズのシーンでのセリフがいくつかカットされています(2つは現在のショーでもカット、1つはセリフ変更で既になくなっているものです)。
また、2枚目のトラック1『ワンス・アポン・ア・マウス』は後期の公演期間の内容が収録されたため、マックスやロジャー、ビッグバッドウルフたちがかっこいいダンスを披露する「ミッキー・アンド・ヒズ・パルズ(通称:パルズ)」が収録されています。あの椅子を使ったダンスかっこいいですよね。また、幕間のミッキーたちのセリフも変更されたものが収録されている一方で、ドナルドたちの「ドナルド・リアリー・シリー・シンフォニー」後のセリフは全カットされています。謎です。さらに、以前のCDでは収録されなかったショー終了後のチェイサーも収録されています。
全体的に音がクリアになって低音がよく聞こえるようになったのと、一部のシーンでは音量のバランスが変化していたりするので、おそらくマスタリングをし直したんじゃないかなと思います。いままで聞こえにくかったメロディなどが聞きやすくなり、「こんなメロディが流れてたのか」という発見もいっぱいです。
至れり尽くせりみたいなCDですが、これまでのCDに比べると非常に高いです。でも、それに見合うだけの価値があると自分は思ったので、ぜひコレクションに加えていただきたいCDだなと思います。
- ワンマンズ・ドリームII - ザ・マジック・リブズ・オン
- ワン・マンズ・ドリーム
- ワンス・アポン・ア・マウス
- フィール・ザ・マジック
- ワン・マンズ・ドリーム(「ディズニー・オン・クラシック~まほうの夜の音楽会2011~」ライブ・バージョン)
- ワン・マンズ・ドリーム(インストゥルメンタル・バージョン)
6曲 128分